2011年9月1日

義務化された住宅用防災警報器の設置

今日9月1日は「防災の日」です。

住宅火災による犠牲者を減らすため、平成16年6月消防法の一部が改正され、煙を感知する住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。

住宅用火災警報器とは警報音や音声で火災の発生を知らせる装置です。



新築・改築住宅は2006年6月1日から、既存住宅については、2011年6月1日までには煙を感知するものの設置が義務化となりました。

義務化になる前にマイホームを建てましたが、いずれ義務化になる可能性があったことと、命にかかわる問題であるため火災報知機は設置しました。

あなたの住まいで万が一火災が発生した場合、早期に発見し避難することが重要で、その手助けとなるのがこの住宅用防災警報器です。

火災時に煙を感知する煙式と熱を感知する熱式があり、警報器1つ当たりの値段は5000~1万円程度で、一般の2階建て住宅ではおよそ3~5個の警報機器設置が必要になります。

住宅火災の現状や設置効果等を考慮して、住宅用火災警報器を設置場所については全国共通で、寝室および寝室がある階の階段には、原則として煙式を設置しなくてはなりません。

寝室については、子ども部屋などでも就寝に使用される場合は設置の必要があります。



また、政令で定める基準(寝室、階段)以外に各市町村によっては火災予防条例で定められた場所に住宅用火災警報器を取り付ける必要があります。


住宅用火災警報器等設置基準の概要について 


「単独型」は火災を感知した警報器だけが警報音を発します。

「連動型」は1つが感知すると接続された警報器すべてが警報音を発します。

電源は、電池式と有線式がありますが、新築時に設置する場合は、電池の交換が不要な有線式(AC100V)で電気配線工事をするのがよいでしょう。

新築・リフォームなどマイホーム建築のコスト節約方法や住宅設備の選び方、施主支給を紹介。
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