家を建てる際に敷地内に水道を引き込みますが、戸建て住宅やアパートなどは、水道メーターボックスは地盤面に納めることがほとんどです。
道路下の本管から水道管を引き込みため、水道メーターボックスを設置する位置は動かせる範囲が有る程度決まってしまいます。
そのため、外構計画にも大きく絡んでくることになりますので、注意が必要になります。
位置を決める際考えることは、見た目が悪くならないことや配管がしやすいこと、破損がしにくいこと以外にも大切な要素があります。
それは、検針がしやすいことです。
水の使用量は、水道メーターボックス内のメーターに記録されます。そのメーターの検針には、検針員が皆様の自宅の水道メーターボックスを開けて、使用水量を確認します。
そのため、メーターの検針作業を円滑に行うため、水道メーターボックスの上に物や車などが無いようにしないといけません。
我が家の場合、位置の関係上駐車場に水道メーターボックスが設置することになりました。
工務店さんからは、車のタイヤの通るところは破損の恐れがあるので避けてくださいと注意がありました。
検針作業のことも触れていたと思うのですが、あまり気にしていませんでした。
住み始めて最初のメーターの検針作業が出来なかったため、ポストにその旨が記載された用紙が入っていました。
そこで初めて水道メーターボックスが車の下にあることに気が付きました。
車2台の以外に自転車やバイクなどを置いていたのですが、車の後ろに自転車を置いて車を止めると水道メーターボックスがちょうど隠れることになっていました。
結局は水道メーターボックス側の駐車スペースに通勤に使用する車にして検針時に車が置いていないように変更しました。
一度据付けたメーターボックスを移動することは困難で、工事が進んでからでは遅すぎます。
建物着工前までには、位置を決めて確認しておくことをお勧めいたします。
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