2011年8月11日

気がつかなかった、コンセント以外の雷サージ対策

雷多発地域なのでしょうか、夏になると近くによく雷が落ちます。

落雷にはいくつか種類がありますが、電化製品に起こる落雷トラブルの大半は「雷サージ(誘導雷)」によるものです。



雷サージとは、雷が落ちる時、高いところにある電線などに瞬間的に高い電圧が発生する現象のことです。

この雷サージは、住宅分電盤を通りコンセントへ伝わります。

家を建てる際に、避雷器(雷ガード)を搭載した住宅分電盤にしました。

住宅分電盤とはコンセントや照明器具、エコキュートなどの各機器へ電気を供給する盤です。

分電盤に避雷器(雷ガード)が組み込まれており、その分電盤に接続されている回路全てを保護します。



また電力線以外に電話線からも接続された通信機器に雷のダメージを伝えてしまいます。

そのため、雷対策は電源コンセントだけでなく、電話線などの通信回線も対策しなければなりません。

電話線の対策をしていなかったせいで5年の間に雷で家電製品が2回も壊れました。

FAXの時は雷で壊れたとは気が付かず、無線LANルーターが壊れてから電話線からの雷サージに気が付きました。

家を建てる際に電話線までは対策しなかったのは失敗です。

電話線については、雷ガードを搭載したスプリッタを電話回線に接続しました。

住宅総合保険によっては雷が原因で家財に被害があった場合にその家財保障の範囲で保障されるようです。
雷で給湯器が壊れた友人の場合は、その損害が雷が原因であることを認められ保険がおりました。

そのほかテレビのアンテナ線にも落雷の可能性はあります。

電話線や電力線と同様に落雷があった場合はアンテナ線からも電気が流れ込んでしまうためです。

アンテナ線にも落雷対策をしておく必要がありますので、新築時に検討されることを勧めします。

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