2011年8月9日

ネット接続対応家電の増加を見据えたLAN配線計画

アパートに住んでた頃はLAN接続する機器はパソコン2台のみで、無線LANで対応したため配線もいりませんでした。

せっかく新築するのであれば、LAN対応機器の増加や安定した通信速度、セキュリティ面などを考えると、宅内LANをするほうが良いと思います。

マイホーム新築時に検討することで、壁の中にLANケーブルを通すことができ、露出配線が無くなり、見た目もすっきりすることでしょう。

最近はパソコンだけでなく、テレビやレコーダもネット接続用のLAN接続を備えています。

他にもエアコンや電子レンジなど家電やセキュリティシステム等の住宅設備もネット接続対応のものが多く出てきています。

そのためマイホーム新築時には、将来的なことを考えて各部屋にLAN配線を行ないました。

和室、寝室、子供部屋は各部屋にリビングには2か所(TV用とパソコン用)のマルチメディアコンセントを設置しています。

マルチメディアコンセント


住宅の壁の中には、CD管やフレキ管と呼ばれる蛇腹状のプラスチック製ホースの中にLANケーブルを通しておきました。

これは将来、配線の規格が変わったり、種類が変わっても対応しやすい為です。

規格もどんどんあがっていくので(当時のLANケーブルはカテゴリー5eでしたが、今はカテゴリー7)、すぐに使用しない部屋には先行配線として針金を入れておきました。


モデムやルーター等の機器を設置する場所といて施工事例を調べると、クロゼットなどの収納上部や納戸などにも設置する場合が多いようです。
(天井裏や屋根裏などは夏には熱の影響で壊れやすくお勧めできません。)

我が家はリビングのパソコン机足元一角に壁に情報分電盤(マルチメディアボックス)を埋め込み、その中にテレビ配線、電話配線、LAN配線をひとまとめにしました。

今なら宅内LANパネル「まとめてねット」などを導入する方法もあるのではないでしょうか。



この数年の間にパソコン2台も買い替えし、LAN接続に対応したテレビやBDレコーダーを購入しました。

機器も増えましたが、マルチメディアコンセントにLANケーブルを接続するだけで簡単にネット接続することができて、外出先から携帯電話でBDレコーダーの録画予約することも出来ます。

電子レンジにはレシピがダウンロードできる機能が付いていますが、・・・・使っていません。

ゲーム機やスマートフォンなど有線を備えていない機器については、無線LANルーターを利用しています。

将来どうなるかわかりませんが、配管さえされていれば、必要に応じて容易に配線することができます。

あとから有線LANにするのは大変です、これから家を建てるならとりあえず先行配管とマルチメディアコンセントの設置だけでもしておくことをお勧めします。

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