2011年9月18日

車の下に水道メーターボックス

家を建てる際に敷地内に水道を引き込みますが、戸建て住宅やアパートなどは、水道メーターボックスは地盤面に納めることがほとんどです。

道路下の本管から水道管を引き込みため、水道メーターボックスを設置する位置は動かせる範囲が有る程度決まってしまいます。

そのため、外構計画にも大きく絡んでくることになりますので、注意が必要になります。



位置を決める際考えることは、見た目が悪くならないことや配管がしやすいこと、破損がしにくいこと以外にも大切な要素があります。

それは、検針がしやすいことです。

水の使用量は、水道メーターボックス内のメーターに記録されます。そのメーターの検針には、検針員が皆様の自宅の水道メーターボックスを開けて、使用水量を確認します。

そのため、メーターの検針作業を円滑に行うため、水道メーターボックスの上に物や車などが無いようにしないといけません。

我が家の場合、位置の関係上駐車場に水道メーターボックスが設置することになりました。

工務店さんからは、車のタイヤの通るところは破損の恐れがあるので避けてくださいと注意がありました。

検針作業のことも触れていたと思うのですが、あまり気にしていませんでした。

住み始めて最初のメーターの検針作業が出来なかったため、ポストにその旨が記載された用紙が入っていました。

そこで初めて水道メーターボックスが車の下にあることに気が付きました。




車2台の以外に自転車やバイクなどを置いていたのですが、車の後ろに自転車を置いて車を止めると水道メーターボックスがちょうど隠れることになっていました。

結局は水道メーターボックス側の駐車スペースに通勤に使用する車にして検針時に車が置いていないように変更しました。

一度据付けたメーターボックスを移動することは困難で、工事が進んでからでは遅すぎます。

建物着工前までには、位置を決めて確認しておくことをお勧めいたします。

2011年9月8日

考察したつもりでも不足していたコンセント

家を建てた後によく聞く失敗点は、コンセントの数が足りなかったことではないでしょうか。

設計事務所から提案されたプランでは納得がいかなかったため、かなり追加、修正しました。

基本的に入口以外の部屋の4隅にコンセントを配置し、各部屋に一ヶ所はマルチメディアコンセントにしました。

また冷蔵庫や洗濯機用コンセントなどは、埃や湿気で「トラッキング火災」が起きる可能性があり、容易に抜き差し出来るように高い位置に設置しました。


追加、変更した主な箇所住んでみた結果
リビングのマルチメディアコンセント以外に追加 今のところ余裕がありますが、付けて正解。
パソコン机のマルチメディアコンセント以外に追加パソコン、HDD、スマホやデジカメの充電などでほぼ埋まっています。
階段の踊り場や廊下に追加照明や掃除機に便利。
ロフトにコンセントを追加今のところ使っていません。
キッチンカウンターのキッチン側に追加ポットやハンドミキサーに活躍。
キッチンカウンターのダイニング側に追加ミュージックプレイヤーやホットプレートなどに活躍。
玄関にコンセントを追加水槽や電動自転車の充電に便利。


●コンセントの失敗1
洗面所のコンセントは、洗濯機用に一ヶ所とドライヤーや電気シェーバー、電動歯ブラシ用に一ヶ所設けました。
失敗したところは、洗面所に付けたドライヤー用のコンセントの位置が低かったことです。

そのため、ドライヤー使用時や電気シェーバーの充電で使用するときには屈まないと差し込み出来ません。
電気工事施工後に確認したときには気が付きませんでした。

毎日使用することなので、結構不便です。

我が家は造り付けの洗面台で、ミラーの裏側を収納付きにしましたが、下の写真のようなコンセントも付いているタイプにすればよかった。




●コンセントの失敗2
和室ですが、移動するコンセントを配線図に記入したのですが、不要なコンセントが残ったままの箇所もりました。
そのため、コンセントが柱を挟んですぐ横にまたコンセントの状態で塞ぐことも出来ず不格好のままです。


コンセントが不足した場合のタコ足配線は見た目も使い勝手も悪く、火災の原因も考えられます。

家族の生活スタイルに合わせて、コンセントの計画と立てるために、電気配線図をもらったら家具の配置や生活動線を考えてみてください。

きっと過不足のコンセントが判明すると思います。

2011年9月1日

義務化された住宅用防災警報器の設置

今日9月1日は「防災の日」です。

住宅火災による犠牲者を減らすため、平成16年6月消防法の一部が改正され、煙を感知する住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。

住宅用火災警報器とは警報音や音声で火災の発生を知らせる装置です。



新築・改築住宅は2006年6月1日から、既存住宅については、2011年6月1日までには煙を感知するものの設置が義務化となりました。

義務化になる前にマイホームを建てましたが、いずれ義務化になる可能性があったことと、命にかかわる問題であるため火災報知機は設置しました。

あなたの住まいで万が一火災が発生した場合、早期に発見し避難することが重要で、その手助けとなるのがこの住宅用防災警報器です。

火災時に煙を感知する煙式と熱を感知する熱式があり、警報器1つ当たりの値段は5000~1万円程度で、一般の2階建て住宅ではおよそ3~5個の警報機器設置が必要になります。

住宅火災の現状や設置効果等を考慮して、住宅用火災警報器を設置場所については全国共通で、寝室および寝室がある階の階段には、原則として煙式を設置しなくてはなりません。

寝室については、子ども部屋などでも就寝に使用される場合は設置の必要があります。



また、政令で定める基準(寝室、階段)以外に各市町村によっては火災予防条例で定められた場所に住宅用火災警報器を取り付ける必要があります。


住宅用火災警報器等設置基準の概要について 


「単独型」は火災を感知した警報器だけが警報音を発します。

「連動型」は1つが感知すると接続された警報器すべてが警報音を発します。

電源は、電池式と有線式がありますが、新築時に設置する場合は、電池の交換が不要な有線式(AC100V)で電気配線工事をするのがよいでしょう。

新築・リフォームなどマイホーム建築のコスト節約方法や住宅設備の選び方、施主支給を紹介。
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