2011年8月25日

コテージのヒノキの香りがする素敵なお風呂

先日、旅行先でコテージに泊まったのですが、とてもおしゃれなで素敵な一軒家でした。

玄関を開けると高い吹き抜けの天井で床は杉の無垢、壁は漆喰で腰の高さまで杉板を貼った腰板(腰壁)でした。

天窓から差し込む光が漆喰壁に反射して、照明をつけなくてもやさしい明るさがあります。



ウッドデッキから繋がる庭ではバーベキューを楽しむことが出来ました。

目の前は川が流れており、とても涼しく真夏にもかかわらずエアコン無しで3日間過ごすことが出来ました。

このコテージで一番気に入ったところが、お風呂。

浴槽自体はユニットバスなのですが、壁が檜羽目板でした。

浴室のドアを開けただけで檜の香りがひろがり、すごく気持ちが良い入浴を楽しむことが出来ました。



家を建てるときに、工務店さんからお風呂はどうされますかと聞かれた事があります。

ユニットバス以外にも在来工法で施工することもできるとのこと。

子供のころの実家の風呂は、檜風呂でタイル張りの床と壁でした。

お風呂の形も四角い形状ではなく、下の写真のような角が丸くなっており楕円形状になっていました。



楽天で檜風呂を検索

だんだん黒ずんできたのと浴槽の底から少しずつお湯が漏れるようになった記憶があります。

ユニットバスであれば、軽量で工期も3~5日程度と短く、工場生産のため、性能が均一。

そのため、ユニットバスを選択しました。

子供の時は毎日入るお風呂なのにヒノキの香りなんて感じなかった気がします。

今なら、ヒノキの精油を磨り込むなどのメンテナンスや風呂場を24時間換気していれば長持ちすると思います。

こんなに良いヒノキの香りがするなら壁だけでも桧の板を張ればよかったかもしれません。

何か檜の香りが楽しめる商品は無いかと調べたら、ヒノキの椅子や風呂の蓋、スノコ以外にも湯船に浮かべるヒノキボールがありました。



これなら自宅のユニットバスでもヒノキの香りが手軽に楽しむことが出来そうです。


2011年8月24日

温かみのあるクリーム色の漆喰壁

注文住宅では、室内の壁や天井の仕上げも考える必要があります。

壁仕上げ材は大きな面積を占めるため、インテリアを決める大切な要素になります。

室内の壁には主に「クロス」、「塗り壁」、「木」などがあり、色もデザインも豊富で価格も様々です。

我が家の場合は壁は柱が壁面に露出する真壁で床は無垢材なので「塗り壁」にしました。

塗り壁といっても、種類や塗り方でだいぶ変わってくると思います。

塗り壁の種類としては、主に日本の伝統的な漆喰とすっかりメジャーな消臭機能が高い珪藻土が代表に挙げられます。

塗り方でもコテやローラー、刷毛などでさまざまな方法があり、それぞれ違った雰囲気になり、その味わいに魅力があります。

漆喰は昔から優れた防火性と耐久性のため城や蔵に使われ、湿気を吸集し調節するので日本にふさわしい建材です。

漆喰は粉状の消石灰(石灰石や貝殻などを高温で焼いたもの)に糊とスサなどを混ぜて水で練ったもので作られています。

基本的な漆喰は白色ですが、色のバリエーションも変えることが出来ます。

色については悩みましたので、漆喰に0.5%と1%の顔料を加えたサンプルをべニア板に塗った見本を製作してもらいました。

最終的には全部の部屋を0.5%の顔料を加えた薄いクリーム色の漆喰を塗ることでやさしい明るさ温かみのある雰囲気になりました。

普通の漆喰壁我が家の漆喰壁

薄いクリーム色の漆喰が柱や梁の無垢材とすごく馴染み、自然の素材の持ち味が生きています。

子供部屋だけは、汚れや壁に物をぶつけたりして漆喰がひび割れたり凹んだりすることを防ぐため腰の高さまで桧板を貼った腰壁にしました。

住んでみて子供が大きくなり、壁に物をぶつけるので腰壁にして正解だと思います。

ショールームなので塗装体験セミナーなどもありますし、記念に家族でマイホームの壁を塗るハウスメーカーもあります。

自分でDIYショップなどで購入して塗り壁にリフォームする人も増えています。

一般的に室内の壁にはクロスが最も身近な素材で用いられますが、塗り壁もデザインの多様性があり、選択肢のひとつになるのではないでしょうか。



2011年8月12日

マイホーム建築に欠かせない、住まいの設備を選ぶ本

家づくりに欠かせないのが住宅設備。

いろいろなメーカーがあり、ショールームに行くにも迷います。

実際に見たり、手で触れたりしながら、住まいのイメージづくりに役立つのがショールーム。

実際にマイホームを建てる前には、キッチンやトイレ、ユニットバス、照明器具、外壁材までいろいろショールーム見学に行きました。

まずはネットで調べたり、資料請求した後に、気に入ったものを実際にショールームで確認することが多かったです。

最新の住宅設備に関して掲載されている本があるので、ここでその書籍を紹介します。

我が家もこの本を購入しましたが、とても参考になりました。



住まいの設備を
選ぶ本2011夏
(リクルートムック)

デザインで選ぶ
住まいの設備2011
(エイムック 2077)

なかなか住宅設備に関する本やホームページが少ないので、とても参考になりました。快適な住まいで暮らすために、自分のライフスタイルに合った住宅設備を選びましょう!


2011年8月11日

気がつかなかった、コンセント以外の雷サージ対策

雷多発地域なのでしょうか、夏になると近くによく雷が落ちます。

落雷にはいくつか種類がありますが、電化製品に起こる落雷トラブルの大半は「雷サージ(誘導雷)」によるものです。



雷サージとは、雷が落ちる時、高いところにある電線などに瞬間的に高い電圧が発生する現象のことです。

この雷サージは、住宅分電盤を通りコンセントへ伝わります。

家を建てる際に、避雷器(雷ガード)を搭載した住宅分電盤にしました。

住宅分電盤とはコンセントや照明器具、エコキュートなどの各機器へ電気を供給する盤です。

分電盤に避雷器(雷ガード)が組み込まれており、その分電盤に接続されている回路全てを保護します。



また電力線以外に電話線からも接続された通信機器に雷のダメージを伝えてしまいます。

そのため、雷対策は電源コンセントだけでなく、電話線などの通信回線も対策しなければなりません。

電話線の対策をしていなかったせいで5年の間に雷で家電製品が2回も壊れました。

FAXの時は雷で壊れたとは気が付かず、無線LANルーターが壊れてから電話線からの雷サージに気が付きました。

家を建てる際に電話線までは対策しなかったのは失敗です。

電話線については、雷ガードを搭載したスプリッタを電話回線に接続しました。

住宅総合保険によっては雷が原因で家財に被害があった場合にその家財保障の範囲で保障されるようです。
雷で給湯器が壊れた友人の場合は、その損害が雷が原因であることを認められ保険がおりました。

そのほかテレビのアンテナ線にも落雷の可能性はあります。

電話線や電力線と同様に落雷があった場合はアンテナ線からも電気が流れ込んでしまうためです。

アンテナ線にも落雷対策をしておく必要がありますので、新築時に検討されることを勧めします。

2011年8月10日

必要になったLAN配線のため、カシメ工具セット購入

地デジ化に伴い、従来のアナログテレビを買い替え、和室置く予定の液晶テレビを購入することになりました。

最近では録画した番組を観ることが多く、被るのはテレビというよりは録画した番組です。

それならせっかく購入するのであれば、DLNA対応の液晶テレビが欲しい。

DLNA対応のテレビを購入すると何が出来るかといえばリビングにあるDLNA対応BDレコーダーで録画し番組を他の部屋にあるテレビで再生することができます。

これならBDレコーダー録画した番組をリビングのテレビでも、和室のテレビでも、更に同時に録画した番組を観ることも出来ます。



和室にはマルチメディアコンセントが設置されていますが、すぐに使用しないと思いLANケーブルは通しませんでした。

その代わりに住宅の壁の中には、CD管やフレキ管と呼ばれる蛇腹状のプラスチック製ホースの中に針金を通してあります。

そこでLANケーブルを購入し、針金の代わりに通しました。

LANケーブルの端子を取り付けるには、専用のかしめ圧着工具が必要になるため楽天で購入。

きちんと端子が取付できたか確認出来るLAN配線チェッカーも付いているLAN工具セットにしました。


LANケーブルの外被をむき、マルチメディアコンセント側のモジュラジャックに固定します。

LAN配線は、下図のようにT568AとT568Bの2通りの結線方法が定められています。施工時には、ケーブルの両端で統一する必要があります 。


CD管中の針金を利用してLANケーブルを壁の中に通します。

和室からの引き込んだLANケーブルに工具を使用して端子を付けたら、接続状態の確認をLAN配線チェッカーで問題無いか確認します。


LANケーブル自作手順 - ELECOM WEB SITE』が参考になります。

後は無線LANルーターの有線LANポート部に取り付ければ完了。

マルチメディアコンセントからパソコンまでのLANケーブルについても、この工具を使用すれば好みの長さでLANケーブルを製作することも出来ます。

難しい作業ではなく、工具を含め数千円で出来ますので、必要に応じて配線するのことも検討してはいかがでしょうか。

2011年8月9日

ネット接続対応家電の増加を見据えたLAN配線計画

アパートに住んでた頃はLAN接続する機器はパソコン2台のみで、無線LANで対応したため配線もいりませんでした。

せっかく新築するのであれば、LAN対応機器の増加や安定した通信速度、セキュリティ面などを考えると、宅内LANをするほうが良いと思います。

マイホーム新築時に検討することで、壁の中にLANケーブルを通すことができ、露出配線が無くなり、見た目もすっきりすることでしょう。

最近はパソコンだけでなく、テレビやレコーダもネット接続用のLAN接続を備えています。

他にもエアコンや電子レンジなど家電やセキュリティシステム等の住宅設備もネット接続対応のものが多く出てきています。

そのためマイホーム新築時には、将来的なことを考えて各部屋にLAN配線を行ないました。

和室、寝室、子供部屋は各部屋にリビングには2か所(TV用とパソコン用)のマルチメディアコンセントを設置しています。

マルチメディアコンセント


住宅の壁の中には、CD管やフレキ管と呼ばれる蛇腹状のプラスチック製ホースの中にLANケーブルを通しておきました。

これは将来、配線の規格が変わったり、種類が変わっても対応しやすい為です。

規格もどんどんあがっていくので(当時のLANケーブルはカテゴリー5eでしたが、今はカテゴリー7)、すぐに使用しない部屋には先行配線として針金を入れておきました。


モデムやルーター等の機器を設置する場所といて施工事例を調べると、クロゼットなどの収納上部や納戸などにも設置する場合が多いようです。
(天井裏や屋根裏などは夏には熱の影響で壊れやすくお勧めできません。)

我が家はリビングのパソコン机足元一角に壁に情報分電盤(マルチメディアボックス)を埋め込み、その中にテレビ配線、電話配線、LAN配線をひとまとめにしました。

今なら宅内LANパネル「まとめてねット」などを導入する方法もあるのではないでしょうか。



この数年の間にパソコン2台も買い替えし、LAN接続に対応したテレビやBDレコーダーを購入しました。

機器も増えましたが、マルチメディアコンセントにLANケーブルを接続するだけで簡単にネット接続することができて、外出先から携帯電話でBDレコーダーの録画予約することも出来ます。

電子レンジにはレシピがダウンロードできる機能が付いていますが、・・・・使っていません。

ゲーム機やスマートフォンなど有線を備えていない機器については、無線LANルーターを利用しています。

将来どうなるかわかりませんが、配管さえされていれば、必要に応じて容易に配線することができます。

あとから有線LANにするのは大変です、これから家を建てるならとりあえず先行配管とマルチメディアコンセントの設置だけでもしておくことをお勧めします。

2011年8月6日

取り付けました、留守番タイマになるスイッチ「あけたらタイマ 」

マイホーム建築の際にパナソニック電工のショールームでプランを作成して頂き、それに基づき工事してもらいました。

その時に決めた我が家リビングの照明器具は、ほとんどダウンライトです。

ダウンライトはリモコン対応ではないため、留守番タイマ機能付のワイヤレスリモコンを取り付けることが出来ませんでした。

天井から照明器具を吊り下げる引掛シーリング(電気を流すコネクター)が無いため、照明器具との間に付ける天井固定タイマーも付けれません。

そのため、旅行などで家を空けた時は家の中が真っ暗か、夜中も照明を付けたままにしていました。

留守番タイマ機能付のワイヤレスリモコン 天井固定タイマー

そこで壁のスイッチが、簡単設定の留守番タイマになるスイッチに交換することに。

旅行だけでなく、遅くに帰宅する時でもタイマをセットすれば自動で灯りが付けれるのも便利そうです。

パナソニック電工の『あけたらタイマ WTC53315WK』



タイマで照明の自動点灯/消灯が可能になります。

設定した時間に点灯/消灯する「定刻動作」と設定から前後30分ランダムにズレた時間で点灯/消灯する「留守番動作」のタイマ設定可能。

また、スイッチOFFで設定した秒数遅れて消える「遅れ消灯」機能付き。

今回はハンドル(スイッチの押す部分)の大きさも変わるため、トリプルスイッチハンドルも必要。

スイッチプレート(WTC7101W)はそのまま使用できます。

早速、楽天で検索して、あけたらタイマ( WTC53315WK)トリプルスイッチハンドル( WT3013W)を購入しました。

あす楽対応なので次の日に到着し、電気工事士の有資格者の知り合いに手伝ってもらいました。

今までのリビングの照明器具はスイッチは通常の2連スイッチ(ダブルスイッチ)。

それでは交換作業に取り掛かります。

ブレーカーを落とし通電していない事を確認。

スイッチプレートやハンドルを外していきます。

そしてスイッチ固定用のねじを外し、従来のスイッチを取り外します。

マイナスドライバーを差し込み、従来のスイッチから配線を取り外し、新しく購入したスイッチに移動します。
あとは、スイッチ固定用のねじを止めてハンドルやスイッチプレートを取り付けます。

必要な工具は、マイナスドライバーとプラスドライバーのみ、

合計金額6000円程度で、時間も数分で交換することができました。

これで週末の旅行や遅く帰宅する際に活躍する事でしょう。


2011年8月3日

点灯/消灯するだけでない便利なスイッチ

住宅を新築、リフォームの際に、照明器具は検討すると思いますが、スイッチも合わせて考えると便利です。

最近は、スイッチの大きさが従来に比べ、大きくなったワイドスイッチが主流。

スイッチの大きさは従来の約7倍になり、お年寄りにも子供にも使いやすくなってます。

またスイッチは、単なるON/OFFだけでなく、自動化、節電など、便利な機能を合わせもつようになりました。

ほたるスイッチ

OFFにするとグリーンのランプが点灯。暗闇でもスイッチ位置がわかります。
こまめにスイッチ

プラグを抜かずにムダな待機電力をカットします。
かってにスイッチ

お好みの照明器具を、ひとが通ると自動点灯、ひとがいなくなると自動消灯させることができる熱線センサ付自動スイッチ。
遅れ消灯スイッチ

スイッチをOFFするとしばらく点灯した後、自動消灯します。
一時動作スイッチ

換気扇がしばらく運転した後、自動停止。臭いも、消し忘れも防げます。

照明器具を決める際に自分たちで実際にパナソニック電工のショールームでスイッチ確認して決めました。

他にもコンセントも火災報知機、LANに関する資料や展示もありますので一度足を運んでみては如何でしょうか。

新築の際に付けたスイッチで使って便利なスイッチを紹介します。

浴室換気スイッチ

スイッチONで換気スタート、設定時間後に自動停止。

タイマ設定時間は約10秒~12時間までの間で設定可能(15段階)。

消し忘れをしっかり防止して、電気を大切に使います。
とったらリモコン

おやすみ時などに、壁スイッチがパッとリモコンに早変わりします。

スイッチに取り外しのできるリモコンをビルトインできるので、置き場所にも困りません。


マイホームのスイッチひとつでも、暮らしやすさが変わります。

詳しくは→パナソニック電工のスイッチ・コンセント

お近くのショールームなどで、スイッチの位置や数も合わせて検討することをおすすめします。